ニセコの日々 はちとん

２０１１年１２月２日　金曜日　７５３日目



晴れ。



カベにもだいぶ雪が付いてきたな。

ゴンドラ出庫ののち、クワッドリフト乗り場に雪入れ作業する。建物の外からスノーダンプで雪を運び込む。結構広い面積だし、積もってる雪はふわふわの綿菓子みたいなので量が必要になる。

入れた雪を長靴で踏みしめて、固めたらまた上に雪を入れての繰り返し。なるほどなあ、営業前にはこういう作業が必要やったのか。いままでリフトは乗るばっかしやったから経験して初めて苦労を知る。



弁当は魚フライと焼きそば。

午後も同じく雪入れ作業をする。合計８トンくらい運んだか？量ってないからワカらんけど。



晩ご飯はフライ各種とマーボドーフ。

先日の買い出しで手に入れたグレープフルーツを絞って焼酎を割る。めっさあああああ美味い。

出費　０円

ニセコの日々 ヤシマくん

２０１１年１２月１日　木曜日　７５２日目

今日はジンジャーが休みなのだ。寮同室の人とは休みがカブらないようにしているとのこと。



寮の玄関。今朝も積もっとるなあ。



晴れることはまれで、常に雪が降るか曇っている。ジモティによると、１２月１月はひたすら毎日毎日雪が降り続くんだとか。ほえー、ホントかなあ。関西育ちには想像が付かん。



昼弁当はメンチカツ。寮と仕事場の往復という単純な日々の中で、比較的変化のある弁当と夕ご飯を毎日レポートするからそのつもりで。

そうそう。同僚で最近話すのは、ヤシマくんだ。ヤシマは倶知安から通いで仕事をしに来ていて、リフトの仕事は今回が初めてなので、２０年ぶりのヨッシーとそう変わらん。何かとワカらんことはお互い教え合ったり合わなかったりという感じである。



道路はもう雪がびっしりである。



夜は肉じゃがと焼きサバ。うー、焼き魚嬉しい。

出費　１０００円　（リフトお茶代負担金）

ニセコの日々 ドミノ方式？

２０１１年１１月３０日　水曜日　７５１日目

また雪が降り始め、朝までにまた３０センチくらい積もった。恐るべし。



出勤途中。通称「カベ」と呼ばれている急斜面は、さすがにまだブッシュがでているな。



シトシト？サクサク？なんと表現していいかわからんが、ひたすら雪がビャンビャン降っている。そして今日もゴンドラ勤務。



１０時半過ぎに届けられる弁当を、立ち番交代の合間にカワリバンコで食べる。魚フライだあ！

１５時に営業終了。４時半に終業して寮に帰る。



そして晩飯だ。品数があるように見えるが、良く注意して欲しい。お昼とか前日の残り物が多いのだ。メインは他人丼（豚と玉子）。

どうやらここは、ドミノ？玉突き方式？とも言うのか？品数の何品かはその直前のおかずがカブるのだ。

ちょっと濃いめだが味付けは美味しいよ。とにかく買い出ししなくていい自炊しなくていい洗い物しなくていいんだから天国である。

出費　０円

ニセコの日々 初休日

２０１１年１１月２９日　火曜日　７５０日目



霧、というかモヤの掛かった朝。今日は仕事休みである。冬の間に装備類を修理したり新調したりせねばならん。まずは破れたザックを縫う。



ＮＨＫのラジオビタミンを聞きながら。



背負う側の縫い目がほころびてる。



大きめにすくって縫い止める。



それから９時半にゴンドラ下の倉庫に預けてある自転車まで行って、点検整備する。



おおまかに汚れを拭き上げ、チェーンに油を差して終わり。



ほなまた！



山の上もガスってるな。お客さんいるのかな？



寮に帰る途中、駐車場のトイレに寄ってみた。アンヌプリまで上がってきてゴンドラ乗り場前で雪中キャンプしたとき、いざとなったら逃げ込めるかもと思っていたが中を見るのは初めて。



おお、明るい広いあったかい。イザという時もナントカなったに違いない。



休みの日は寮で昼ご飯を食べる。焼き魚、チーチクの天ぷら。あ～～、魚おいすい～～～～。



買い出しのため、ニセコの町までバスで出かける。駐車場から山を見上げる。上の方は雪が有るみたいやけど実際はどうなっておるのか。



寮のすぐ近くにもバス停があった。ポテト共和国。このあたりのペンション街の名称のようである。



バスから羊蹄山がなんとか見えた。



郵便局でお金を下ろしておく。寮にいればお金はホボ使わないけれど、無一文ではなにかと困ることもあるやろう。



Ａコープでお買い物。靴下、洗剤、発泡酒、焼酎、お菓子など必需品を買う。今朝修理したばかりのザックにパンパンになった。中身の９０％は発泡酒やけど。



帰りのバスを待つ間、図書館に行ってみた。新しく、きれいな感じでマンガなんかもあってうれしい。日高のやる気ない図書館、見習えよ～。



バスは定刻より少し遅れて来た。このあたりは時間通り来ないのが標準らしい。



今日の戦利品。



４時半から晩ご飯。ちょっとでも遅めに食べようと、部屋でごろごろしてたらシスターズのおりょうに大声で呼ばれた。

「ゴハンできてるよ～、早く食べなよ～～」

半強制的、待った無し的。

メインのおかずはカボチャ煮。食後同室のジンジャーと、

「精進料理的」

と、今後の食事メニューを憂う。

出費　９０２２円　（グレープフルーツ、お菓子、いかくん、コーヒー、ふりかけ、発泡酒、焼酎、靴下、洗剤、バス代）

ニセコの日々 １６人！

２０１１年１１月２８日　月曜日　７４９日目



晴れ。寮の部屋は東向き。晴れれば日の出が見える。

昨日暫定的なシフトが出て、相部屋のジンジャーは休みのなので一人で出勤。



詰め所で着替えて今日もゴンドラ担当。

まず朝は出庫する。ゴンドラっていわゆるロープウェーみたいにキャビンがぶら下がってる方式の奴で、そのキャビンを毎朝出庫して、営業終了したら回収するのだ。

ワイヤーロープがぐるんぐるん回り始めたら、車庫線にぶら下がってる奴を手で押したりしながら乗り場の方にタイミング良く移動させていく。

あとは機械がキャビンを押し出して、ワイヤーに掛かるとビューンとお山の方に向かって登っていくって寸法だ。

営業が始まると３０分交代で立ち番に出る。最初はようわからんので、昨日とおなじくブランキーさん（仮名）に教わりながら２人でやる。

とっころで最近のリフト券はＩＣだかの方式で、自動のゲートにかざすと勝手に開いてリフト乗り場に進めるようになる。

この冬はスキー場で働くねん！と、何人かの知人に報告したところ、

「おう！切符切りするんか～」

と言われた。なんちゅうレトロなことを言っとるのか！もう今時、回数券にハサミを入れてるところなんてナイワイな。

さてスキーする人は知っとるやろうが、ゴンドラキャビンの外側にはスキーを刺せるラックが６つ付いていて、乗り込む前にそこに預かった板を突っ込むのも仕事なのだ。

そんなん簡単～、とか思っていたがそうでもなかった。ヨッシーは最近スキーとかしてないから知らんかったが、いまの流行は幅の太い板なのだ。お客さんから預かったはええけど、ラックに刺さらん！って慌てることもある。さらに板の後ろっかわがビョ～ンとそっくり返ってる、どっちが前か後ろかワカらんような板もある。これもそのままでは刺さらんし。その時は２枚合わさってる板を１本ずつ別々のラックに刺せばいいとか。

それにスノーボードは刺せないから、キャビンの中に持ち込んでもらう。その時はボードの先端にプチプチで出来たカバーをしてもらう。けがの予防と、キャビンの窓を傷つけないためである。

今はまだチラホラとしかお客さんが来ないが、忙しくなったらこういう対応をスピードアップしていかないとイカン。チト気が重いな。



お昼ご飯はお弁当が配られる。山の上の勤務では食べに戻ったり出来ないからな。通いで来ている人は、一食２２０円？だかを給料から天引きな形で払っているが、寮住まいのものは初めから寮費に３食が込みなので自動的にお弁当がやってくる。

スパゲティ、ほうれん草、豚とタマネギじゃがいもの炒め物。

午後もゴンドラ係り。３時までの営業で、乗車人数は１６人。これではちっとも練習にならん。

それからキャビンを回収する。到着側プラットフォームの上のレールに切り替えポイントがあり、これを下ろすと車庫線側にどんどん流れてくるみたいな感じ。車庫の天井にもジグザクにレールがついていて、キャビンは吊り下がった状態のままそのレールを走って奥の方に進んでいく。

それが全部自動で入庫してくれるならええが、ほぼ人力でやるのである。コーナーごとに人が立ち、手で押されて流れてきた奴を受け取って角を回し、次のコーナーに向かって押す。こんな感じ。



定時の４時半に終業。ほの薄暗い中歩いて寮に帰る。



帰るやいなや晩ご飯を食べねばならぬ。それが寮の規則なのだ。５時前に晩ご飯！早すぎて夜中にお腹が空きそうなので、ご飯をお代わりして詰め込んでおく。揚げ出し豆腐がメインのおかず。

テレビがあるのはヨッシーにとって非日常だから、ついつい見てしまう。１０時に寝る。

出費　０円

ニセコの日々 営業開始！

２０１１年１１月２７日　日曜日　７４８日目

６時４０分起床。

まったく変な夢を見た。

自分は学生で、これから学校まで試験を受けに行くかどうか迷ってる状態。（迷ってるってなに？）駅前に止まってる阪急バスに乗り込んだら、バスの中に美容院があったり、その隣が階段教室になってたりする。（広いバスやなあ）

広すぎるやろ！と外から見たらどんなバスなのか確かめようと一旦下車したらバス発車！途中のバス停まで先回りするために走り出すが前に進まない。（高校の時、ホントにバスに乗り遅れたときは走って先回りしてバスに乗った）

目が覚めたら首を寝違えてイタイイタイ。

７時５０分に出社。朝礼点呼の後、本日からオープンすることを支配人から告げられた。昨シーズンは予定の何日か後にオープンしたというので、今シーズンはほぼ予定通りかも。

営業開始と言っても、まだ山麓あたりは雪が少ないので、ゴンドラリフトと第３ペアリフトだけを動かす。ヨッシーはゴンドラリフト。社員のブランキー（仮名）さんにやりかたを教えてもらう。

ヨッシーも過去に長野県乗鞍高原でリフト係員の仕事をしたことはあるが、それも２０年くらい前のことなんでもう忘れとるがな。

今日は気温が高く、一日中雨やった。お客さんはパラパラとやってくるが、上部の比較的いい雪のところの第３ペアリフトで滑っているようである。

降りるときはまたゴンドラで降りて下さいと声がけはしているが、お客さんはほぼ全員滑って山麓まで降りてきてた。

１５時に営業終了。一日の乗車人員はのべ７８人やった。こんなもんなのかな？ようわからんし。

晩ご飯はチャーハン。リバーガイドのマツと再会。たまたま偶然やけど、以前地球倶楽部をやっていたとき、リバーガイドのイベントとかで顔を合わせていた。マツがヨッシーを覚えていてくれたわけである。シーズン終わりまで、同じ職場で働くことになるとはご縁だなあ。

出費　０円

ニセコの日々 オープン準備

２０１１年１１月２６日　土曜日　７４７日目

本来は今シーズンの営業開始は今日なんだけど、まだ雪が十分じゃないのでオープンは順延だ。

ヨッシーの配置先は、４人乗りの高速クワッドリフト。でもこれもまだ営業出来ない状態なので、ゴンドラリフトで営業準備をする。

やったこと。

１，外の雪かき
２，休憩用に置いていた古いゴンドラキャビンの片づけ
３，キッズランドに設置されてるエスカレーター周りの雪かき

午前中はこれで終わり。特に３が大変やった。弱冠１８才のガク（仮名）と２人で黙々と作業。その間も雪はズンズン降り続いている。さすがに雪になれている北海道人のガクはどんどん雪を跳ねていく。ヨッシーもシーズンが終わる頃にはあれくらい出来るようになるんやろうか？



ヨッシー以外のメンバーは作業を命じられ、ゴンドラリフトに乗車して山頂に向かっていった。過酷な作業なのかな？ジジイのヨッシーははずされたかも。

昼ご飯はコロッケ。

午後はゴンドラキャビンの窓をガクと２人で雑巾掛けする。全部で５０機ある。楽勝かと思ったが、結局４時半の終業時刻までかかった。

夜ご飯はスパゲティと昼のコロッケ。ウシサンからいこいの村の入浴券をもらったのでジンジャーと入浴にいく。

寮に帰ると眠くてたまらず、８時に寝てしまった。

出費　０円

ニセコの日々 研修２日目

２０１１年１１月２５日　金曜日　７４６日目

研修２日目。

午前中は緊急時の対応を学ぶ。



停電や故障でリフトが止まってしまった場合、普段回しているモーターから軸を切り離し、予備原動機といわれるエンジンに直結して動かす。そしてリフト上に取り残されているお客さんを山上でおろすという手順になるのだ。写真はリフトを回しているでっかい車輪のところまでハシゴで登り、実際の手順を見学しているところ。



さらにその予備原動機も使えないような強風とかのばあいは、リフト搬器の真下まで行って、一人一人人力で吊り下げて下ろすのだ。その訓練もやる。



ヨッシーはロープレスキューのコースをやってたこともあるのですぐ手順を理解したが、慣れない人は戸惑うかも。それに、教え方があまり上手くない。ちゃんとしたマニュアルがないからやろうか、経験者が口々にこういうときはコウ、ああゆうときはアアとかその場で思いついたように教えるので全体としての救助の流れがわからない。

まあええのだ。わからんことはワカらんままにしておこう。



お昼はまた寮まで戻り、豚汁をいただく。ご飯お代わりしほうだいなのがうれしい。

午後はまたスキー場に戻り、ゴンドラリフトに乗せられ山上まであがった。雪が降ってるので景色はぜんぜん見えない。

青鬼太郎の指図で、斜面についた雪をスコップとかスノーダンプとかで切り崩し、リフト降り場のステージにひたすら運び込む。気温は低いのに、ウェアの中はびっしり汗をかいた。たぶん２トンくらい運んだやろう。

北檜山のホームセンターで買った長靴は、安売りしていただけあってつま先が冷たくてかなわん。こちらで言うところの、「なまら冷たい」のだ。これはナントカせねば、春になるまでに凍傷になってまうわ。それはアカンワ。

第３リフトの降り場に雪を着けたあとは、今度は同じリフトの乗り場に雪を着けにいく。スキーなんて履いてないから、歩いていくしかないが、幸いスノーダンプを持ってたのでそれをソリの代わりにして新雪のゲレンデをまっしぐらに滑り降りる。

オモローーーー！

これがニセコパウダーかあ！

その後、ヘトヘトになりながら乗り場にも２トンくらい雪を運び入れる。手や足が痛くなってきたので、若い衆が３回運ぶところを２回運ぶくらいのペースに自主的にさせてもらう。

雪付けが終わったらその第３リフトに乗ってゴンドラ山上駅まで上がり、こんどはゴンドラの下り線で麓まで降りた。

あー、足冷たかった～。奈良出身のＯくんが、お願いしていた発泡酒を１ケース買ってきてくれた。車がないと身動きのとれない場所ゆえに、通いで来ている人にこうしてお願いしないとナントモならんのだ。

夜は寮で晩ご飯。昼の豚汁と野菜いため。

食後はなんとなくリビングで集まり、ジンジャー、エツ、ウシサンと若手風社員のSHINの５人で麻雀をする。っつうてもエツとウシサンは初心者なので、教えながら交代しながらで半チャンに３時間かかった。でも久々にやったらおもろかったわ。

そもそも旅では人とじっくり話したりすることはホボ無い。だから周りに人が居るだけで楽しいのである。

１０時消灯。

出費　２４８０円　（発泡酒）

ニセコの日々 初出勤！

２０１１年１１月２４日　木曜日　７４５日目

初出勤である。

朝ご飯はジャーのご飯にインスタント味噌汁、のり、納豆、玉子をセルフでいただく方式。



寮の前は少し雪が溶けた。



スキー場の方はまだ雪化粧ではある。

出勤は徒歩で７分。しかし同室のジンジャーは車持ち込みで来ているので、同乗させてもらう。

詰め所には２０人くらい集まっている。年輩が６割若いのが４割くらいかな？もちろんヨッシーは年輩組にカウントしてるよ。

９時に研修開始。まずは寺子屋方式でスキー場の予備知識をあれこれ教えてもらう。ニセコには隣り合って大きく４つのスキー場があり、どれもアンヌプリ山の斜面に作られている。山頂でリフトが隣り合っているので、全山共通リフト券を買えば４つのスキー場を滑りたい放題なわけで。

そういうところが魅力の一つなんやろうなあ。

そして、ヨッシーも薄々は知ってたけど海外からのスキー客の占める割合がハンパなく多いと聞かされる。募集要項に、英語のしゃべれる人優遇となっていたわけである。

しかもすでに、まさかホントに、海外資本に買われてしまったスキーエリアもあるのだ。うむう～、恐るべし。

だいぶ前にテレビで見たけど、ニセコにオーストラリア人が大量に移住したり、スキー観光に来ているという特番があった。

どうしてニセコなの？

インタビューされてるオージーが口をそろえて、ロス・フィンドレーがニセコのすばらしさを教えてくれたとか答えてるのを聞いた。そうなのかあ～。ロスはニセコアドベンチャーセンター（ＮＡＣ）の代表で、ラフティングツアーをやっている人だ。地球倶楽部をやってたヨッシーとも若干面識がある。ホントに彼がきっかけならすごいことである。

そんなことに思いを馳せていたら、眠たい午前中の研修は終わった。

お昼ご飯はまた寮まで歩いて帰り、用意されたカレーをいただく。自炊しないで食事ができるなんて、まったく贅沢な話である。



詰め所で各自のロッカーを決められ、ユニフォームのスキージャケットとパンツを貸与してもらった。

午後もやっぱり寺子屋方式で眠たい。

それから在ニセコのオージー、ブレンダンのミニミニ英会話教室である。リフトで使う基本的な言い回しを習う。なんでも最後にプリーズをつければ丁寧になるから便利だな。ヨッシーも英語は出来ない方ではないけれど（否定の否定）、最近使ってないからさび付いてるやろなあ。特にスキー場で使う単語で知らないものも多いと思う。

だからって事前に勉強しないのがヨッシー方式なのだ。人間は困ったときにはすごい力が出るものなので、当たって砕けろ的に今まで乗り切ってきたのだ。それでいいのだ。

寮に帰ると夜ご飯もカレーやった。カレーは好きやからええけど。明日の朝もカレー食ったろ。

出費　０円

ニセコの日々 シャトルバスで温泉へ

２０１１年１１月２３日　水曜日・勤労感謝の日　７４４日目

朝起きたら晴れてた。シスターズに、天気良いからどっか行ってこい、とか言われる。

町営路線バスのふれあいシャトルってのが１００円で乗れると教えてもらい、じゃあＪＲニセコ駅まで行って温泉でも入ることにする。



一昨日最初に着いた、ヌックアンヌプリの前にもバス停有り。まだ時間があるので、もう一つ先のいこいの村まで歩いてそこから乗ることにする。ニセコに着いた日はまだ青々としていたゲレンデも、雪が付いてスキー場っぽくなった。

１０時１０分、ちょっと時刻表より遅い目やけどこんなもんやろ。



確かに１００円や。



２０分ほどでニセコ駅に到着。



この駅に来るのははじめてやけど、なんか懐かしい感じがする。



道路を挟んだお向かいの温泉、綺羅乃湯（きらのゆ）へ。５００円也。



おう、タイミング良くワイン風呂の日や。ラッキイ。



露天風呂がワイン風呂になっていた。感想は、

酒臭い湯

ワインは飲んだ方がいいみたいである。



入浴後はまず生ビール



そしてマヨ唐揚げ丼大盛りを発注。



きたあ～。しかし大盛り感がイマイチしないな。



帰りのバスが２時２５分なので２時過ぎに湯を出る。

駅の方から団体っぽい観光客が大勢出てきた。なんかなあ？と野次馬根性で行ってみたら、観光特別列車が来ていた。ホームには太鼓が並び、歓迎の演奏が始まる。おお～ラッキイ。



ご当地キャラ？かな。これって可愛いか？目が吊り上がってるで。



駅から羊蹄山の頭が少し見える。



帰りのバスからも山がキレイに見えた。

今夜から寮のご飯が出る。寮費は３食込みで月１万３千２００円なのだ。それで布団もあるし暖房も利いてるしお風呂も入れるなんて素敵やん！一日４００円ちょっとやん。普段の旅の予算が一日１０００円やから、寮でいるほうが割安やわ。ありがたいなあ。

記念すべき第一食目は味噌おでんやった。

部屋の相棒は長野から来たジンジャー（仮名）である。それからチケット売場のバイトで来た、寮生紅一点のエツとも話する。福井から来た２５才。昨年はニセコのヒラフスキー場で働いてたそうだ。

明日はいよいよ出勤一日目である。風呂入って早めに寝る。

出費　１９００円　（バス、生ビール、唐揚げ丼、温泉）