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2009年11月より、実家の兵庫県西宮市を自転車で出発。九州から沖縄に渡り、徳之島、奄美大島、屋久島へ。鹿児島に舞い戻って約1年を九州で過ごし、2011年7月にやっと北海道に上陸。ほぼ全道を走った後ニセコのスキー場で働きながら春を待ち、2012年8月に函館から青森へ。秋田、新潟、福島、岩手、宮城、茨城、そして千葉、東京へ。まだまだ旅は続くのだ。足跡&コメントはこちらから。フェイスブックはヨッシー松田で検索。ジャストギビングを通して、チャレンジボランティアも実施中 http://justgiving.jp/c/1386

ソネットブログはデータ量が1Gしか使えない。なので過去のブログを読みたい人は、いくつかのサイトを行き来して読んでもらわなアカンのですわ。スマンことです。

旅人 ヨッシー松田の日本自転車ぐるぐる旅  (2009年11月~2010年7月) http://tabibito1.blog88.fc2.com/

その1~ 旅人 ヨッシー松田の日本自転車ぐるぐる旅  (2010年7月~2011年8月) http://tabibito843.blog.so-net.ne.jp/

                  

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ニセコの日々  シャケ&中華 [北海道ニセコ編]

2011年12月12日 月曜日 763日目

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ジンジャーは休みのため、徒歩にて出勤。毎日毎日毎日毎日、雪が降り続く。もう春になるまで道路はずっと真っ白なままなんやろうか?

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キャップ、ボンとともに3人でクワッド山頂勤務。

山頂は3人勤務が定員。30分交代で立ち番に出る以外は、おおむね監視室で待機する。休憩ではなくてあくまで待機なのだ。

たとえばストックや手袋をリフトから落としてしまった人や、けが人の通報に来た場合なんかには待機している人が対応に出たりする。

でもたいがいは暇なので、ぼーっとしたりお話ししたりするのだ。

山頂の立ち番も、じょじょにやりかたを覚えた。

降り場で立ち上がって前に滑って降りてもらうんやけど、初心者なんかはそこでこけたり、降りるタイミングがわからずに乗り越しかけることもある。

そういうときも、手元にある操作盤で減速したり非常停止したりするのが仕事。

しかし、減速にするのか、あるいは止めてしまうのかの判断が最初は難しいのである。なんで難しいのかというと、教えてくれないからなのだ。またここでも、「口で教えられないから見て覚えて」方式がまかり通っている。

搬器は山上駅で180度回転して山麓駅に戻っていく。降り場でこけたお客さんが、この折り返していく搬器に巻き込まれる半径の中にいるときには即停止せねば危ない。搬器のしたにもぐりこんで引きずられる可能性があるから。

でももし、その回転半径の外の降り場の少しさきあたりでこけたときは減速だ。巻き込まれる心配がないので、自力で立つのを待つか、あるいは手助けにいく。減速するのは次の搬器から降りてくるお客さんが、こけてる人に突っ込んでくるのを防ぐ意味がある。

さらに減速で対応できないときは停止ボタンを押す場合もある。リフトを停止させた時は、安全が確認され次第再運転することになるが、その運転スイッチは山麓の監視室にあるので、専用の内線電話でやりとりして操作してもらわんとイカン。

つまり、止めると次の運転まで若干時間がかかるってこと。その間リフト上のお客さんを待たせることになるので、極力止めずに減速で対応したいのである。

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さて昼ご飯はシャケの弁当やった。おいすいい~~~。

さあ、午後も立ち番のコツを伝授しよう。イランか?まあそう言いなさんな。

たまにお客さんのリュックやウェストバッグのバックルなどが、搬器の隙間に入ったりして引っかかることがある。そういうときはほぼ80%停止せんと対応できないことが多いな。

また今後修学旅行の生徒が来たときなんかの場合は改めてお教えしよう。

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晩ご飯は中華丼。休みやったジンジャー、ハットリが食堂で呑んでいる。ジンジャーがかなり調子よくなってご機嫌さんであった。

出費 0円
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ニセコの日々  初ナイター番 [北海道ニセコ編]

2011年12月11日 日曜日 762日目

さっそく南極、今夜が初めてのナイター当番やないか。長い一日になりそう。

昼間はクワッド山麓勤務。

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魚フライ。

4時半になったら通常勤務の人は帰っていく。いいなあ~。ナイターで動かすのはこのクワッドリフトのみなので、山麓3人、山頂3人、パトロール1人で夜の営業をこなすのだ。

そうそう。アンヌプリスキー場にはいくつのリフトがあるのか言っておこう。まずクワッド(4人乗り)リフト、第2ペアリフト、第3ペアリフト、そしてゴンドラリフト、一番標高の高いのは第4ペアリフトである

以上5本のリフトなりゴンドラを動かすために、毎日35~40人ばかりのオッサンたちが働いているわけだ。

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ナイター番は山頂勤務。夕食の弁当もカレーなのだ。寮の食事が日曜日はカレーと決まってるので、ナイター弁当もカレーになる。えええ~い、大盛りだあ。

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ナイターの営業は8時半まで。シャッターを閉めてから搬器を回収する。

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ナイター時はぎりぎりの人数で回しているから、回収もけっこうキツい。ヨッシーは最初の「押し」、と呼ばれるところを担当する。大仏さんに教えられたとおり、時速20キロでぶちかます。

高校時代はアメリカンフットボール部に入っていたので、ぶつかったり人を押したりする練習ばっかしやったからこれは慣れている。

しかしそれはもういまから34年前のことなのだ。今は見る影も無い。

ナイター番初日の感想は、

長すぎっ!

朝8時から夜9時まで通しでの勤務は長すぎである。まるで罰ゲームのごとくである。

寮に帰って風呂に入り、ビール飲んで寝るのは11時頃になる。それで次の日はまた6時半起きである。あー、まったくなあ~。

出費 0円
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ニセコの日々  ナイタースキー [北海道ニセコ編]

2011年12月10日 土曜日 761日目

今日からスキー場はナイター営業開始。実はバイトに応募した時点では、ナイター勤務があるとは思ってなかった。勤務シフトが出たら、月に6~7回の割でナイター当番が組まれている。えーー!なんでーー?って感じなのだ。

そんなにめいっぱい働くつもりのないヨッシーなので、正直気が重い。

朝はまた大仏さんと出庫の係り。コツがわかってきた。最初は言われるままに力一杯押していたが、切り替えポイントの形状を見たら適当な力ですーっと押した方がすんなり本線に乗ることが判明。もう大丈夫である。

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昼弁当はサンマのフライ。焼いたのも好きやけどフライにしてもサンマはおいしいよねえ。

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寮の晩ご飯はミートスパゲティ!洋風やんかいさ!

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さあせっかくのナイター開始なので、ジンジャーと滑りにいく。

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久々のスキーじゃな。たぶん4~5年ぶりじゃね?ヨッシーはテレマークスキーなのだ。24才の時に友達のぬらりひょん(仮名)に誘われたのがきっかけ。それ以来26年テレマークなのである。年数は長いが腕前はボチボチでんな。

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いやあ雪が柔らかくて気持ちええわ~。しっかし板が全然滑らん。やっぱりワックス塗りっぱなしで削ってないからかな?そのうち勝手に削れるやろ~。

クワッドリフトに8回くらいのって本日は終了。

当たり前やけど、従業員はリフト券を無料で貸してくれる。長い夜を安く楽しむには、ナイター営業はうれしい。でもナイター当番はしたくないけど。

寮には新しい労働者が入ってた。三重県から来たハットリくん、20代。去年もニセコの別のスキー場で働いていたらしい。もう一人は札幌から来たニノマルくん30代。彼は昨年もアンヌプリで働いていた、スノーボードフリークだ。

出費 0円
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ニセコの日々  金縛り&小樽観光 [北海道ニセコ編]

2011年12月9日 金曜日 760日目

7時起床。阿部さんからパタゴニアのスキーパンツ、ニット帽とオレンジ色の帽子をいただく。ありがたい!

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星置駅まで阿部さんに送ってもらい、小樽築港駅までの切符を買う。映画を見るのだ。

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築港駅の目の前には、大型商業複合小売店舗ビル?が建っていて、このなかに映画館がある。

駅からは直接歩道橋を渡ってビルまで行けるんだが、時間が早くてまだ入り口が閉まってる。→に従って階段を下りて建物をぐるっと歩かされたが入り口が分からん。上映時間が迫ってるのに~。

しかたなくホテルから中に入り、フロントのスタッフに行き方を聞いたら親切に教えてくれた。一回エレベーターに乗って地下の駐車場に出て歩き、奥のエレベーターでまた上がらねばならん。さっすが車中心の北海道だわ。汽車で映画見に来る人のアクセスは考えとらん。

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前から気になってた、三谷幸喜の素敵な金縛り。なんだか割引で1200円なのがうれしい。

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平日の朝なので観客は10人くらい。

映画はそれなりに面白かった。ピンチを切り抜ける苦し紛れの一言が、思いの外うまく働いてナントカなるシーンが笑えたり。

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映画の後は小樽駅に移動。昼飯を食うのとちょこっと観光だ。

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飾り付けがクリスマス仕様。ホームには昔の看板とか残してある。

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外から見た現在の小樽駅。

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雪道で滑らないように気をつけながらやって来たのはなると食堂。北海道民や観光客にも人気のお店。鳥の唐揚げが有名なのだ。

昼時なのでけっこう満席状態。カウンターにかろうじて一席残ってた。すわって注文しようとすると、先にレジで注文してお金を払う方式だと告げられた。

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まあまずはルービーでしょ。昼間っから飲んじゃうでしょ。

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来た。鳥の半身揚げ付きすしセット1500円也。

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シンプルやのに鳥がウマイ!塩加減がちょうどいい。阿部さんもこっちに来るときは毎回ここで食事しているというお勧めの店だけある。

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ヨッシーの大好きな安めぐみも来とるやん。

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飯の後は徒歩でうろちょろ。帰りの汽車の時間が迫ってるのであまり時間がない。なんせ遠い遠い山の上まで帰らんとイカンからな。古い建物が街角ごとにある感じ。

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大通りを渡って運河の方へ。

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むかしむかし、水難救助イントラをやってたころとかに、年一回のミーティングで北海道に来たときにも訪れたことがある。

まあとにかく記念撮影。

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観光用のリアカー発見。そばにいた兄ちゃんに、雪道大丈夫?とか根ほり葉ほり聞く。ノーマルのままのマウンテンバイクだそうで、タイヤもふつうの奴。それでたいがい走れるけど、お客乗せて下りでブレーキかけるとき、両足も突っ張るのがコツだとか。うわあ~、そんなんで走りたくねえ~。

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昔の鉄道跡?

駅前の長崎屋で買い物してから3時の汽車に乗る。また2時間ちょっとの旅である。

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向かいの席に座ってる子供が落ち着き無くてイカン。ウロウロしたり運転手のじゃまをしに行きかけたり。母親も賢くなさそうな感じやな~。旦那のことを「ヒロくん」、って呼んどるしな。わしゃ好かん、こんなのは。

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4時20分に倶知安駅。ここのホームにはいっつも車が駐車してある。なんでかな?屋根の下やから、窓に雪積もってガリガリにならんからかな?

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ここから函館方面までは車両が一台増えて2両編成になる。

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がちゃああ~ん、と接続する作業を見守る。

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ニセコ駅内の喫茶店で、バス待ちのあいだにカレーを食う。長芋とベーコンのカレーってどんなんかな~?と楽しみにしていたが、上に乗っかってるだけやん!1050円也。

最終のふれあいシャトルでアンヌプリまで帰る。

出費 9287円 (バス、JR、タラコ、目薬、なると、発泡酒、焼酎、映画、カレー)
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ニセコの日々  札幌へ! [北海道ニセコ編]

2011年12月8日 木曜日 759日目

今日と明日が連休になったので、札幌の阿部さんのところに行くのだ。

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平日はふれあいシャトルバスに早朝便ってのがある。7時半の始発に乗ってニセコ駅まででる。

平日だけあるってのは、ようはスクールバスなんだな。途中のバス停ごとに小学生や中学生が乗り込んできて、誰もがヨッシーを見ると、「ナニ?どこの人?」、てな顔をしてるのがオモロイ。

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ニセコから札幌まで2100円。次の汽車まで1時間ある。

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待合室で時間つぶし。外の風景を写真撮って、ラジオビタミンに投稿する。

今日もびゃんびゃん雪が降り続いているなあ。こりゃ大変やわ。

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9時過ぎの汽車に乗る。鉄道マニアではないが、乗ったこと無い路線で、しかも雪国を旅するのは楽しみなのだ。

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ごっとーんごっとーん。一両編成のディーゼルカーは行く。小樽に向かって峠を越えるから、坂をゆっくりゆっくり下っていく。

イヤホンで聴いてるラジオでは、さっき投稿した写真を取り上げてくれた。ヤッホーイ。なんだかうれしい。

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11時に小樽到着。ぼーっとしてたらみんな降りて向かいの車両に乗り換えてる。

危なく乗り換え損なうとこやった。そのまま乗ってたら折り返してニセコに戻ってまうとこやったわい。

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11時40分に札幌駅に到着。久々の都会じゃなあ。

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駅前通りをまっすぐ歩くとすすきのなのだ。

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でもこないだテレビで、地下道がつながって歩きやすくなったと言ってた。そっちを歩く。

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おおー、広くて快適~。しかも寒くないし凍ってないし。

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地上にでるとやっぱりそれなりに雪があるし地面も滑りそうである。

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まずはランチじゃ。ネットで調べておいたお寿司やさんへ。

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花まる寿司では、好きなネタをチョイスできるお得なランチセットがある。これはある人のブログで見つけた情報なのだ。

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ほほー、これで好きなネタを選ぶシステム。

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どれにしたろうか?

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キターーー!そばかうどんを選べる。今回はそば。お通し?小鉢が4品付き。

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メインのにぎりに、

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天ぷらもついてる。

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デザート付き。

これで1500円なら納得やろ。せやろ。寮では絶対でないし。

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もう空には早くも月が出てる。

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札幌駅前ではテレビの公開クイズが毎日行われている。夕方のニュースのコーナーで、「奥さんお絵かきですよ」ってタイトル。あ、これは北海道ローカルなんであしからず。

ダルビッシュのメジャー挑戦に対する視聴者のメッセージを募集しておる。ヨッシーも一発書かせてもらった。

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お絵かきコーナーまで時間があるので、駅前のビッグカメラで時間つぶし。無くしてしまったラジオの代わりを探すが、やっぱりあのソニーのがコンパクトで使いやすそうである。でも同じものを買おうとすると、8000円くらいするし。迷うなあ。帰ってからオークションとかで見てみよう。

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ヨッシーは奥さんではないのでお絵かきコーナーには参加できないが、後ろのほうで手を振ってやろうと現場に近づく。なんか他の人も遠巻きにしている。関係者の女性が、

「よかったら後ろで並んでもらえませんか~」

と声をかけてきたので、喜んで進み出た。もっとたくさん集まるかと思ったら、ヨッシーを入れて7~8人しかおらん。めっちゃ目立つやん!

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コーナーが始まった。毎日寮で夕飯を食べながら、マカナイシスターズと一緒に見ているので、今日も見ているはずである。

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出演が終わったらとっとと汽車に乗って阿部さんの家にいく。

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星置駅前も雪で覆われている。滑らないように気をつけながら徒歩で阿部邸まで移動。

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晩ご飯は炊き込みご飯、豚汁、鶏肉煮。好きなものばっかりなのでウレシ~~~。

腹一杯になって眠くなって早めに寝る。

出費 4415円 (バス、JR、すしランチ、ビール、イヤホン)
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ニセコの日々  スキー到着 [北海道ニセコ編]

2011年12月7日 水曜日 758日目

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出勤。除雪された雪が道路脇に積まれ出した。これがどれくらいの高さまでなるのか、想像もつかん。

クワッドリフト。出庫の時、大仏さんに言われるまま搬器をガンガン押してたらヨッシーの押した奴が変なとこに引っかかって脱線した。

ありゃ~、なんで~?呆然としてたら大慌てで大仏さんが機械を止め、ハシゴで上にあがって足で外れたとこをガンガン蹴って戻してくれた。

あーびっくりした。

あとで改めて、あんた押し過ぎじゃ、と言われる。え~~~~~?オッサンが押せ押せ言ってたんやん。

営業開始後、乗り場で乗客係する。だいぶとコツが飲み込めてきた。注意を払うのは4カ所である。

1,まず乗り場の待機場所(線の引いてあるところ)まで来た次の客に、歩き始めるタイミングを知らせるために、「どうぞ~~」、と声がけする。子供連れや初心者、シニアなんかはすぐに歩き出さなかったり待機場所の線のところより後ろで待ってたりする。ちょっと出遅れると搬器のスピードに間に合わなくなるので、子供なんかは背中をそーっと押してあげたりせねばならん。それでも間に合わんときは、減速のスイッチでリフトの回転速度を落としてあげねばならんのだ。

2.ちゃんと間に合いそうなのがわかったら一つ前の、搬器に座るろうとしている客を後ろから見る。このときにあわててこけたり、ストックなどを落としたりする人がおるからで、万一の時は非常停止ボタンを押してリフト全体を止める。

3,これも大丈夫やったら、さらにその一つ前のお客の乗った搬器が、建物の外に出て行くのを見送る。ここでもストックやゴーグルや手袋を落としたり、まれにリフトから落っこちたりする人がおるから。

4.大丈夫なのを確認したら、こんどは振り返って乗り場入り口のチケットゲートをちら見する。非接触カード式は便利であるがトラブルもたまにある。一番多いのがレンゾク。たまにゲートのセンサー近くに立っているだけで機械が反応してしまうことがある。すぐにゲートを通らないとまた自動で閉まってしまい、お客が再度チケットをかざしても赤いランプが光ってゲートは開かない仕組みになっている。これは1枚のリフト券を何人かで使い回すのを避ける仕組みで、一度反応させてから5分間は、「レンゾク」、と表示されて開かないのである。それはいいのだが、センサーが過敏に反応してしまったりすると通れないお客さんが発生する。その時は走っていってゲートを開いてあげねばならない。

以下は1~4を繰り返す。

まだ慣れてないので、余計な減速や非常停止をしてしまうがそのうち出来るやろう。

例によってヤシマくんは苦労している。慌てすぎて自分でダメにしてるパターンが多いな。彼は自分で自分を追い込むタイプのようである。

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お昼は鮭弁当。ゴハン大盛りにしたいときはマカナイシスターズに言えばそうしてくれることがわかり、今日からヨッシーのは大盛りになっておる。

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夜はハンバーグ!そして昼の残りの鮭。

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実家から送ってもらったスキーの板とか靴が宅配便で到着した。オカンしかいないので、10日ほど前から何回かに分けて電話して、そのたびに「今日はスキー板を探して欲しい」、と頼み、その次の時には、「靴はこの辺にあるはず」、と電話でオカンを遠隔操作して必要なものを揃えてもらった。

76才のオカンにあれこれいっぺんにお願いすると、捜し物疲れして寝込まれたらいかん。それなりに気ぃつかってまんねん。

エツにワックス掛けるマシーンを借りて作業する。長い冬をスキー場で越すのだから、少しは滑らないともったいないし。

明日から札幌の阿部さんのところに行くので早めに寝る。

出費 0円
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ニセコの日々  メンバー紹介すっるっぜ [北海道ニセコ編]

2011年12月6日 火曜日 757日目

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また朝までに30センチくらい雪が積もった。毎日当たり前に雪が積もっているのはやや驚きである。

昨日は50台やったけど、今日から本格的に100台で営業になる。

クワッドリフトの現場責任者は若手風社員30代のSHIN、歳の順で行くと大仏60代、キャップ(仮名)60代、ブランキー50代、ブル(仮名)40代、ジンジャー40代、ヤシマ40代、スダッチー30代(仮名)、ボン20代(仮名)

以上がクワッド配置メンバーである。ほとんどが農家の人で、雪で農業出来ない間の出稼ぎ的なポジションなのだ。20年毎年ここで働いてるという人もいた。

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弁当は鳥の唐揚げ。これを北海道ではザンギというみたい。

午前は晴れていたが午後からまた雪。

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寮の晩ご飯はうどん、ザンギ。

食うのが唯一の楽しみになってきた。晩ご飯の時、マカナイシスターズとおしゃべりするのが日課になってきた。まあしかしようしゃべるしよう笑うわ。

出費 0円
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ニセコの日々  クワッド初営業! [北海道ニセコ編]

2011年12月5日 月曜日 756日目

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雪。ここんとこほとんど毎日雪が降っているなあ。どんどんまわりが真っ白になっていく。寮の裏の林は、まだ笹が隠れきっていないが、そのうち見えなくなるんやろうなあ。

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ジンジャーの車のフロントガラスもガリガリに凍っている。

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ゲレンデコースのコンディションがそこそこ整ったので、今日からクワッドリフトが営業開始である。ヨッシーの担当部署なので、やっと本格的な仕事になる気がする。

クワッドリフトもゴンドラと同じで、朝に出庫して夕方に回収する。夜の間ワイヤーに吊りっぱなしというわけではないのだ。

同じクワッド配置の大仏さん(仮名)に教えてもらいながら、搬器(座るいすの部分のことね)を出庫していく。今日はシーズン初めだし、慣れてないものも多いので、半分の50台を使う。

ポイント切り替えして、本線と車庫線をつなげる。車庫にぶら下がってる搬器を手で押して、本線側に送り出すのだが、このタイミングが難しい。

ぐるぐる回ってる白い爪に引っかかるように入れてやると、あとは機械の力で押し出され、ワイヤーにぶら下がってお山のほうにビュウウウンと登っていく。

大仏さんは、

「力一杯押せ~!」「もっと押せ~!」

と言うばかりなので、とりあえずそれに習う。

今日も風が強いのでゴンドラは運休である。クワッドリフトと第2ペア、第3ペアのみ営業する。

ぱらりぱらりとお客さんが来るくらい。乗客係は30分交代である。そろそろ読めてきたが、このスキー場はマニュアル的なものはホボ無い。経験者が口伝えでやりかたを説明する感じなので、人によっては逆のことを言っていたりする。

「事前に説明できないからやりながら覚えるしかない」

と言うのが掟なのだ。郷にいれば郷ひろみ。それで覚えまひょ。

ヤシマはホントに店長とかやってたのか?っていうくらい不器用である。コツを飲み込むまで時間のかかるタイプやな。それはそれでエエケドネ。

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昼の弁当はコロッケとソーセージ。

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午後からは山頂勤務を経験する。乗り場が山麓、降り場は山頂なのだ。ここのクワッドはフードがついていて快適やな。逆に北海道でこれがないとつらいときも多かろうて。フードの中から外を撮る。

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監視室って言うんや。中はストーブであったかいが、外で乗客係するときは寒い。100円で買ったネックウォーマーが役立つことこの上ない。

風が強まり、クワッドリフトも減速運転になる。それでも4時まで営業し、またリフトの下り線に乗って山麓にもどり、回収を手伝う。回収も人力なのだ。

下り線のところにポイント切り替えを下ろし、車庫線のほうに搬器が流れる形にする。リフトは動いてるから、どんどんお山の方から搬器がやってくる。搬器が動力で動かなくなったところから、手で押して車庫線に運んでいく。

大仏さんは相変わらず、

「もっと押せ~」

である。

「どれくらい?時速18キロくらい?」

と冗談混じりに聞くと、

「いや、20キロだ」

ニヤリとしながら返事が戻ってきた。

相当に疲れる。今日は50台だがこれが100台になったらかなり大変そうである。

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晩飯は親子丼。

シフトによると8~9日で連休なので、札幌の阿部さんのところに行くことにする。前から、落ち着いたら冬物の衣料をあげるからおいで、と言われていたのである。

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ニセコの日々  運休! [北海道ニセコ編]

2011年12月4日 日曜日 755日目

雪。

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木の枝に雪が着いている状態のことを樹氷と言うのか言わないのか?

ゴンドラ勤務。ヤシマが責任者の青鬼太郎と話している。どうやらヤシマはスキー場の前はパチンコ店の店長をしていたらしい。

青鬼「じゃあまた春になったらパチンコ店で働くのか?」

ヤシマ「履歴書もって何件か面接受けたけど、あんたの経歴はスゴすぎるから、もっと大きい店でないと勤まらないんじゃない?、ってどこも断られた」

心の中で、(体よく面接落とされてんじゃん)、とつぶやく。まだ日は浅いけど彼を見ていて、自分を大きく見せるために話を脚色するタイプだなと感じた。でもそれは人間ならみんなそう言うところあるし、なんだか強がって可愛いなあ、くらいのものである。人も悪くないし一緒に春まで頑張れればいいなと思う。

午前中のうちに風が強くなってきた。減速運転になるが、それで対応しきれないと、今度はキャビンが横揺れしないように一台一台にインゴットと呼ばれるおもしを乗せていく。ひとつ30キロもある鉄の塊で、両手に一つづつ持って運ぶのだ。う~、腕が伸びる~。

それでもさらに風が強くなり、運休が決まる。一旦全部のキャビンを回収するのだ。

通常の4分の1のスピードに減速しているから回収も時間がかかる。帰ってきたキャビンからインゴットを下ろすのも仕事なのだ。また腕が伸びる~。

1時間近くかけて回収し、お昼なので弁当を食う。

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さんま美味しい~~。

午後からはまたクワッドリフトの雪入れもして4時半終業。結局この後ゴンドラは動かせなかった。

勤務シフト表が出た。この一週間は暫定的に、「明日休みね」、と言われていたが、これでこの先の予定が分かる。

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晩ご飯はカレーライス。日曜の夜はカレーに決まっとるのだとか。前回と同じく豚バラ肉のカレー。

マカナイシスターズのボス、おりょうに、

「次はチキンカレーがいいなっ!」

と可愛くお願いしてみたが、

「そういうリクエストにはお応えできません」

と言い切られた。無念。残念。

2杯半食ったら胃もたれしてもうた。

出費 0円
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ニセコの日々  徒歩の休日 [北海道ニセコ編]

2011年12月3日 土曜日 754日目

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晴れ。6時半起床。仕事は休みやけどいつもどおりに起きる。

午前中は洗濯&ブログ書きなど。

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お昼は寮で食べる。白菜のおひたしとコロッケ。

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午後から町まで出かける。何、セブンイレブンに用事があるだけなのだ。土日はバスの便が極端に少ないから歩いて降りることにした。距離は5キロくらいだから1時間くらいやろ。下りだからもっと早いかも。

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雪が溶けててベシャコイわあ。長靴で来てよかった。

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道道66をニセコ方面に歩く。

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中華料理屋発見。うまいのかな?

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セゾンニセコ前通過。おーまだあったか。昔ここもラフティングツアーをやってて、いまは止めてしまっているそうである。

まだ地球倶楽部をやってたころ、1泊2日で修学旅行のラフティングツアーを手伝いにきたことがある。兵庫県からわざわざ来たのはワケがある。

直前にセゾンが川下りで事故まがいのことをやってしまい、予約の入ってた学校に配慮?してか急遽別のラフティング会社が肩代わりすることになったのである。

しかしガイドの数が足りない。そこで儲け度外視で全国からガイドのヘルプを募集したわけで。

往復飛行機代も出してくれるので、暇やったヨッシーもホイホイと呼ばれていったのである。

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看板はそのままやなあ。乗馬とか書いてあるけどやってるんかな。

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北栄分岐という交差点まで下りてきた。左に曲がるとヒラフ経由で倶知安まで行ける。もうここまでで50分くらいかかってる。これは手強いかも。

歩道がないから車道の端っこを歩いてるけど、通りすがる車によっては減速もせず避けることもなく、水しぶきをヨッシーにはねとばす。まったくよー、北海道のドライバーはよー。

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交差点にお好み焼きや発見。うまいのか~?関西人にとっては要注意や。たこ焼きもそうやけど、関西以外の観光地や市街のたこ焼きおこのみ焼きやに美味いところなし!と言い切れるくらいなのだ。特に「関西風」とか書いてあるところは一番怪しい。

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斜めに突き刺さった家も発見。うーむ気色悪い。平衡感覚がぐるぐるする。人が住んでるのか?

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おお~、やっとセブンが見えてきた。用事というのは新生銀行の口座に入金したかったのだ。ニセコにいる間に自転車の部品やら何やらをネットで買い、春までにメンテナンスしておきたい。そのため、部品の代金を決済する用のお金を若干口座に入れておきたいのだ。

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入金が終わったらさらに町まで歩く。黄色い橋はニセコ大橋。尻別川を越える。

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帰りのバスの時間まであそぶっく(図書館)で本を読んで過ごす。

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やっぱコオイウ本が気になるのだな~。野田知佑を読むのは久しぶりや。

拾い読みしていると、アラスカのユーコン川を旅する下りに差し掛かった。ユーコン川かあ。まだヨッシーは下ってないなあ。ニュージーランドやドイツ、オーストリア、イタリア、ポーランド、チェコスロバキア、ネパールなどでも結構カヤックしたけどなあ。

自転車の旅の次はユーコン下ってみるかあ?不可能ではなさそうである。オーロラとかも見れるかなあ。

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ビーパル何かも置いてあって充実してる。また来ようね。

さて時間になったのでお向かいのバス停に移動。でも何か変。先日はいっぱいいたバス待ちのじい様ばあ様がぜんぜんオラン。???

時刻表を確認して驚いた。そうか!今日は土曜日やからもうバス終わってる!歩くしかないやん!

1時間半あれば着くかな?いま4時やから5時半には帰れるやろか?

暗くなりかけの道道を歩きながら、ヒッチハイクもする。もし誰か止まってくれたら儲けもんやし。

セブンを通り越し、お好み焼き屋を過ぎたあたりで車が止まってくれた。やれウレシや。年輩の女性で、事情を話すと快く寮の前まで送ってもらえた。ラッキー。

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なので4時45分からいつもどおりの時刻で晩ご飯が食べられた。ホワイトシチューと焼きサバ。

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ジンジャーが缶ビールをくれた。ヨッシーが飲みたかった限定の富良野ビンテージ。北海道でのみ、期間限定で売っているのだ。

味は、ウマーーー!

出費 287円 (マヨネーズ、肉まん)
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