ニセコの日々 なが～い散歩

２０１２年２月２２日　水曜日　８３５日目



きょう～もいいてんきぃ～～（サザエさんの歌風）



弁当は焼きそば目玉焼き添え。あんまりといえばアンマリなおかずやないか。

山頂勤務は気楽でええわ。しかし３時前にボン（仮名、２０代、ボンボン）の体調が急に悪くなり、早引けした。このところインフルエンザが流行っていて、これはもしや？ということは半日以上一緒にいたヨッシーとスダッチーもうつってるかも！やばし。



公衆トイレの屋根から出た雪庇が、市民会館の緞帳（どんちょう）みたくなってる。



夜ご飯は他人丼。しかし今日に限って食べ終わってから写真を撮る羽目になった。失敗。

さて、今日はニセコ町のセブンイレブンまでお金を下ろしに行かなアカンのだ。次の土曜日に急遽参加することになった、雪崩講習会の参加費をおろしにイカなあかんくなった。



しかし車がないので一工夫。まずふれあいシャトル（町営バス）でセブンの近くのバス停まで行く。



運ちゃんに近くのバス停はどこ？って聞いたら、ニセコ駅が一番近いと言われた。けっこうセブンまであるやん。でも徒歩２０分でコンビニに到着。

金を下ろして、今度は北栄分岐点という交差点を目指して歩くのだ。地図読みで２．５キロくらいやから３０分歩いたらつくやろう。そこまで行けば、ヒラフ方面から来るスキー場連絡バスに乗れるのだ。



暗い中を車に注意しながら坂をあがり、あともう少しのところで交差点をバスが曲がってあっちのほうに行ってしまうのが見えた。

あ！マジ！乗り過ごした！

まだ最終便ではないが、次のバスまで１時間くらいあるやん。吹きさらしで待つのは雪だるま一直線コースやから、いっそ歩いて寮まで帰ることに腹をくくる。

前に一回歩いてるから大丈夫。と思ったがそんときは明るかったけど今は真っ暗やん。



なんとかスキー場入り口までたどり着いた。もう一踏ん張り。



坂道をあがり、寮の裏に出る。セブンから１時間半ほどかかった。ニセコ駅から歩いてるからもっとかかっとる。さっすがに疲れたわ。風呂入ってビール飲んでバタンキュウウウ。

出費　５００円　（おかし、バス代）

ニセコの日々 お手伝い？

２０１２年２月２１日　火曜日　８３４日目



ブーツの接着剤固まったかな？たぶん大丈夫そう。



山麓勤務。えびふりゃ～。



腹ごなしにキッズランド横の休憩用キャビンのナニカをナニカしにいく。



スダッチーとカツマタがなんかしてるので手伝う。



写真を撮ってたら作業終わり。なんも手伝わんかった。暇つぶしにはなった。



夜ご飯はおでんと食べるラー油乗せ冷や奴。芋のおつゆが好き。

出費　０円

ニセコの日々 雪庇くずし

２０１２年２月２０日　月曜日　８３３日目

出庫のあと、大仏さんとジンジャー３人で雪庇くずしに行く。

クワッドリフトに乗るとまず急斜面をずーっと登り、それからややナダラカなところをだーっと行って最後は降り場でばーっと滑り降りる感じなのだが、最初の急斜面のてっぺんあたりに積もった雪が高くなり、お客さんのスキー先端が突き刺さり気味になるのである。それを防ぐため、３人それぞれスノーダンプを手にリフトに乗って現場に行く。

現場上空に着いたら大仏さんの無線の合図でリフトを停止させ、そこからまずダンプを下に落として突き刺す。もし突き刺さらんかったら斜面を勝手に滑り降りてしまうので注意が必要。

次に自分も飛び降りる。低くなっているとは言え１．５ｍくらいあるかな。膝までずっぽしはまりこむ。３人降りたら再度無線連絡でリフトを動かすってダンドリだ。

大仏さんの指示で雪を横にハネていく。まっすぐ横にハネず、ちょっと斜め下に押すのがコツだと教えてもらう。急斜面だし、雪深くてあるきにくく上手に動けない。すぐに汗だくになって足もヨロヨロし始める。

休憩一回入れて４０分くらい作業したろうか。帰りは歩いたりスノーダンプに乗って滑ったりして戻る。



ヨッシーはその後山頂勤務なので現場をリフトで通るのだ。



あんなにがんばったのに、こうして見たらちょこっとにしか見えんのはくやしいな。



伝わってるか～～？



焼き魚、ひじき、スパゲティ。



ナイター当番も引き続き山頂。



ナイター弁もまた魚、そしてカツ丼の上だけみたいなやつ。どうやら寮の晩ご飯はカツ丼なのでは？それ、食いたかった～。

出費　０円

ニセコの日々 モイワへゴー！

２０１２年２月１９日　日曜日　８３２日目

今日は休みだあ。



まず午前中はアンヌプリでぐるぐる滑る。もちろん赤い稲妻で出動。昨夜滑り終わったあとに一回古いワックスを削り、新しいのを塗ったのでよく滑る。やたぜオレ。



お昼はここ！でっかいお馬さんのぬいぐるみがロビーに飾ってあるノーザンリゾートでランチバイキングだあ。



今日の目当てはたこ焼き。



やっほー沢山ありゅうう～！



さあ、午後からは今日のメインの目的地、隣のモイワスキー場へ行くのだ。アンヌのジュニアコースのところから滑って行けると聞いたのである。たぶんこのワダチやろう。



踏み跡は堅くてツルツルになっていたからちょっと怖かったが、あっという間にモイワのクワッドリフト横に出た。なんや、簡単やん。



じつはここのリフト券も会社から無料で借りられるのである。他にも札幌近辺や富良野あたりのリフト券も借りられるそうなのだ。



モイワに来たのはエツから、

「新雪食いまくりできますよ～」

と聞いたから。それならパウダー用として手に入れた稲妻号の出番やないか。



人少ないし、圧雪してないところはふかふかやわ。



あっちが寮のある方向。

わざわざコース外を滑らんでも、そこかしこに林間やオープンの深雪がある。４～５回リフトに乗ったら、もう帰らなあかん時間になった。食堂で聞いたルートで滑って帰ることにする。



クワッドの山頂からゲートを出て道なりに歩くと、教えられた電柱みたいのが立ってるところにでた。ここから斜めに行って雪庇の真下をエスケープするらしい。前を行くのはアンヌに帰ろうとしているボーダーやな。おそらくパウダーカンパニーのガイドツアー的なふうに見える。しめしめ、後ろをついて行く。

尾根を滑って、適当なところで隣の沢下めがけてひざ上パウダーを一気下り。オモロー！

沢の真ん中はまりこむとアブニャイので、左岸側に上がってツアーコースを滑るんだがこれがけっこう体力を使った。最後は大沢コースの下部と合流するが、ここもツルツルぴかぴかである。

ジュニアコースのところに合流したら、体力ナッシング状態になっとる。もうあアカン。帰る～。



晩ご飯は日曜なのでまたカレー。

自己流オプションでとろけるチーズ乗せと冷凍ソースカツを添える。ハットリくんがチーズくださいと言うので、「じゃあワンと言え」、と課題を出すと、

「そんなにまでして欲しいわけじゃないんで～」

と上手くかわしおった。

出費　１８００円　（バイキング）

ニセコの日々 いたづら野郎

２０１２年２月１８日　土曜日　８３１日目



出勤。山麓勤務。２１日以降のシフト表が出た。毎月１５日頃になると、人足頭補佐の巨泉くんが希望公休を聞いてくれる。希望がなければ適当に作ってくれるが、休みたい日はほぼ１００％休めるのがありがたい。



昼の弁当は焼きシャケと豚肉炒め。



立ち番の合間に交代で食べるのだが、今日はスダッチーの弁当に細工をしておく。食べ終わったヨッシーの弁当ジャーのおかず入れとかを全部出して、同じ重さくらいになるように手近のものをぶちこむ。上蓋を閉めたら完成だ。スダッチーのほうには、ヨッシーの蓋をかぶせた。いつも大盛りを頼むので、ヨッシーの蓋には目印のガムテープが貼ってある。みんなそれを知ってるので、きっとスダッチーも消去法で細工済みのを選び～のだまされ～の、満点大笑い～のになるはず。

残念ながら次はヨッシーの立ち番なので、その様を見届けることは出来ない。遠目に観察してたら、上手く行った模様。ビバ！いたづら！

その他継続しているいたづらに、雪玉ぶつけがある。しかしさすがに北海道の雪はサラサラすぎて固まらんのである。だから木の下とか建物のまわりなんかを探し、一回日に当たって溶けてからの、やや氷なやつを喰らわしてやることになる。

ぶつけられた人の反応がオモロイ。パトロールの海坊主（仮名、ハゲ）なんかは、雪玉が当たったことには無反応で、「ヨッシーーさんナイター滑ってんだあ～」、と普通に話しかけてきたりする。なかなかオモロイキャラクターである。

座敷ワラシ（仮名、２０代、ヒモ）なんかは、ムキになってやり返してくる。しかし返り討ちにしてやってザマミロなのである。

アそうそう。座敷ワラシは突然辞めてしまったヤシマの代わりに、予定より早めにバイトに入るように青鬼太郎に言われ、２月３日からニセコに来て働いている学生なのにヒモなのだ。



夜ご飯は天かすそばに焼きなす。天かすは厨房の揚げ油横から勝手に流用。

デラックスに、「あ！なに入れてんの～、もう～ヨッシーは～」、とか言われる。



ナイターで滑る。今夜も稲妻号の出番だ。届いたときから塗ってあったワックスが分厚く、ぜんぜん滑らないので剥がして滑ってみる。

まあまあ滑りやすくなった。



雪がビャンビャン降り始めた。なんぼなんでも滑りにくいわ。早めに帰ろう。



帰ってからブーツの修理だ。稲妻号と一緒にブーツも届いたので、別に壊れたのは直さなくてもいいかなあ？と迷ったのではあるが、物を大事にする主義なのでね。



出た！スーパーセメダインＸ。こいけじいさん（昔からのカヌー仲間）のオススメなのだ。



貼り合わせてクリップとヒモで固定する。

出費　０円